平成18年度 初大師大祭 2006.1.21.


平成18年1月21日。初大師大祭。今年初めての弘法大師の日に大祭が執り行われました。前日より、鷲林寺村の女性人が真心込めて炊いていただいた“大根炊き”も同時に開催され、老若男女・大勢の方が参拝されました。
午前11時から境内広場で修行された柴燈大護摩供(さいとうおおごまく)。白煙をあげて燃え上がる大護摩の火に、参拝の方は一心に手を合わせて一年の無事を祈られました。

初春をかざる迫力ある柴燈大護摩供


柴燈大護摩で祈願をする
“添え護摩木”に氏名・年令・祈願事を書き込む。
大勢の方が“添え護摩木”を申し込まれました。
午前11時。
住職を中心に、行者さん(山伏)が出仕。
まずは本堂にてお勤め。
護摩の無事を祈ります。
道場に入場し
四方と鬼門に矢を放ち、
悪いものが入ってこないように
結界します。
本日の護摩の主旨を述べる
願文を奉読します。
道場に入場し護摩の作法が続く。
この火は、護摩堂で焚かれている
“不動護摩”の火をいただいたものです。
両部の火をあわせて点火します。
作法を見守る諸衆。
緊張の瞬間です。
両部の火をあわせたあと
両サイドから点火します。
点火されると勢いよく炎と煙があがる。
この煙にあたり。一年間の
“無病息災”を祈ります。
修法中の導師。
一心に皆の無事を祈ります。
太鼓の音にあわせて参拝者全員で
般若心経・不動明王のご真言を読誦します。
“のうまくさまんだばざらだん
せんだまかろしゃだやうんたらたかんまん・・・”
行者さんによって
申し込まれた“添え護摩木”を焼き
皆さんの祈願をします。
同時に行われた“大根炊き”
鷲林寺村の女の方が総出で心を込めて
炊き上げていただきました。
それを祈願して一年間の無事を祈ります。
真心がこもっています!!
ホクホクの大根を
庫裏 広間で食べられる人々。
今年一年が無事でありますように・・・


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